雛人形をよく見てみると、それぞれ異なる表情をしていることがわかります。機械でプリントしたものとは違い、職人の手によって描かれた表情は2つとして同じものはありません。顔、髪型、着物とそれぞれのパーツごとに、多くの職人の手が加わり世界に一つだけの雛人形が完成します。
雛人形は我が子の健やかな成長を願って選ばれるため、その子のために作られた世界に一つだけの雛人形ともいえます。しかし、雛人形を飾る時期は桃の節句の時期と限られており、それ以外の時期は大切に保管することになります。
雛人形をいつまでも大切にするためにも、正しい保管方法と収納時にポイントを把握しておきましょう。
雛人形を保管するにあたって注意すべき点はいくつかあります。保管方法を間違えてしまうと、せっかくの雛人形が汚れたり痛んだりしてしまうため、以下のポイントを押さえて保管しましょう。
保管の際は、湿気に注意しましょう。湿気が多いところに保管すると、カビやシミができてしまうおそれがあります。水回りに近い場所は避け、できるだけ湿気の少ない風通しのよい場所を選んで保管してください。
また、乾燥させすぎないことも大切です。湿気を避けるために乾燥しやすい場所に保管した場合、大切な顔にヒビが入ってしまうおそれもあります。
直射日光が当たる場所も避けなければいけません。職人手作りの雛人形は色彩にもこだわって作られています。直射日光によって、せっかくの色合いが変化してしまう可能性があるのです。
保管する際の入れ物にも気をつける必要があります。プラスチックの容器や簡単な袋に直接入れて保管した場合、何かのきっかけで衣裳や髪型が崩れてしまうかもしれません。顔などに物が当たって傷がついてしまうおそれもありますので、ご購入された際に収められた専用箱へ収納することをおすすめします。
雛人形と一口にいっても、様々なタイプの雛人形があります。七段飾りのように出し飾りになっているものもあれば、男雛と女雛がガラスやアクリルなどのケースに入っているものもあります。タイプによって収納のポイントは異なりますが、こちらでは出し飾りのように人形を個別に収納するタイプのポイントをご紹介します。
雛人形に触れる前に、綺麗に手を洗いましょう。手に何かついていて、それが雛人形についてしまってはシミの原因となってしまいます。それを避けるためにも、まず清潔な手で作業を始めることをおすすめします。
全体のホコリを落としていきます。家庭によって飾る期間は異なりますが、短い期間だったとしてもどうしても多少のホコリはついてしまいます。やわかい刷毛や毛ばたきなどで、丁寧にひとつずつホコリを払いましょう。
収納前には、雛人形の顔を保護します。職人によって一つひとつ描かれた雛人形の顔は大切に守りたいものです。顔や髪型を守るためにも、ティッシュペーパーや、脱脂綿などの柔らかい素材で丁寧に顔を覆います。
ホコリを払って顔を保護したら、雛人形を収納します。専用の箱を使い、ない場合は通気性のよい箱に収納しましょう。収納する箱には人形用の防虫剤を入れると安心です。このとき、雛人形に防虫剤が直接触れないようにしてください。あと、入れすぎにも注意してください。
職人が手をかけて仕上げた雛人形は、いつまでも綺麗な状態で保管したいものです。高温多湿の場所を避け、人形を緩衝材で包んで風通しのよい場所に保管しましょう。防虫剤を入れておくことも効果的です。正しい保管方法がわからないという場合は、その雛人形を買った店舗に聞いてみるのも一つの方法です。
縫nuiでは、かわいい雛人形を取り扱っています。こだわりを持った職人が顔や髪、衣裳などを手作りしているため、同じ雛人形は2つとありません。縫nuiには人形職人がいますので、縫nuiの雛人形を綺麗に保管する方法もお伝えすることが可能です。
会社名 | 株式会社人形の大二朗 |
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代表取締役 | 鈴木 大二朗 |
ブランド名 | 縫(ぬい)nui |
会社設立 | 2016年(平成18年)6月6日 |
住所 | 〒273-0137 千葉県鎌ケ谷市道野辺本町2丁目21−7 |
電話番号 | 047-446-0353 |
URL | https://nui2016.com/ |
事業内容 | 雛人形・五月人形を中心とする日本人形の製造販売 |