日本では古くから女の子がいるご家庭では、毎年3月の桃の節句に健やかな成長を願って雛人形を飾る習慣があります。雛人形には、三人官女や五人囃子と一緒に飾られる段飾りや、男雛と女雛だけの親王飾り、ガラスのケースに入った雛飾り、飾り台に雛人形を収納できる収納飾りなどがあります。さらに「木目込み雛人形」と「衣装着雛人形」の2種類があり、それぞれ作りや材料に特徴があります。
雛人形を購入する前に、それぞれの違いを知っておくのがおすすめです。
こちらでは、雛人形を選ぶ際に役立つ「木目込み雛人形」と「衣装着雛人形」の違いについて詳しくご紹介します。
雛人形には「木目込み雛人形」と「衣装着雛人形」があり、それぞれに使われている素材や作り方が異なります。雛人形の風合いも違ってくるため、この2つの違いについて知っておきましょう。
木目込み雛人形の由来は、その作り方にあります。
桐の木を小さく砕いて粉状にしたものに正麩糊(しょうふのり)を混ぜると、「桐塑(とうそ)」と呼ばれる粘土状になります。それを型抜きした胴に溝状の筋を刻み、衣装となる生地を埋め込んで作ります。これを「木目込み」と呼ぶため「木目込み雛人形」と呼ばれるのです。
主に藁などで胴体部分を作り、裏地や表地に衿・袖・見ごろを縫い合わせた着物にさらに着物を幾重にも重ねて着付けていきます。胴体ができあがったら手足などの部分を取り付けて完成です。市場に出ている雛人形の多くは衣装着雛人形で、何枚もの着物を重ね合わせて作られているのでボリュームがあり、華やかな雛人形になっています。
縫nuiでは、「木目込み雛人形」と「衣装着雛人形」のどちらも取り扱っております。コンパクトでありながらもおしゃれな親王飾りを多数ご用意していますので、ぜひ一度ご覧ください。
雛人形のルーツは古く、奈良時代や平安時代に遡ります。その頃はまだ貴族などの上流階級の人たちが楽しむものでした。現在のように庶民でも楽しめるようになったのは、江戸時代になってからだといわれています。
江戸時代になると、木目込み雛人形が登場し、素朴な風合いながらもかわいい顔が人気を集めるようになりました。今でも木目込み雛人形の顔は一つひとつ手作りされていて、丸い顔の優しげな表情は見る人を和ませてくれます。
さらに、木目込み雛人形は個性を出しやすいため、作り手によって衣装の配色や顔の作りに特徴があります。オリジナリティ溢れる雛人形を見つけられるのも、木目込み雛人形の魅力といえるでしょう。
また、木目込み雛人形は手の平サイズで非常にコンパクトなため、置く場所に困りません。親王飾りをはじめ、三人官女も一緒に飾るタイプのものでも飾りやすく、収納しやすいのが特徴です。着物の着崩れもしにくいので、何年経っても綺麗なままで楽しめます。近年では和室にも洋室にも合うデザインも登場していて、親王飾りの木目込み雛人形を選ぶ方も多くなりました。
コンパクトでかわいい雛人形をお探しの方は、ぜひ縫nuiの雛人形をご覧ください。熟練した職人たちの手により、一つひとつ丁寧に、手づくりで仕上げています。
近年では、雛人形にもオリジナリティを求められるようになりました。縫nuiの雛人形は江戸時代から伝わる「古今雛」を踏襲し、現代の生活様式や趣向に合わせ「今様雛」として新しいスタイルを誕生させました。
現代のライフスタイルに合わせて製作した木目込み雛人形は、どんな空間に置いてもお部屋に馴染みます。特に親王飾りの木目込み雛人形の種類は豊富なので、お客様の好みに合った雛人形がきっと見つかるはずです。コンパクトでかわいい木目込み雛人形をお探しの方は、ぜひ縫nuiをご利用ください。
会社名 | 株式会社人形の大二朗 |
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代表取締役 | 鈴木 大二朗 |
ブランド名 | 縫(ぬい)nui |
会社設立 | 2016年(平成18年)6月6日 |
住所 | 〒273-0137 千葉県鎌ケ谷市道野辺本町2丁目21−7 |
電話番号 | 047-446-0353 |
URL | https://nui2016.com/ |
事業内容 | 雛人形・五月人形を中心とする日本人形の製造販売 |