収納飾りの雛人形を選ぶメリット

メリットはなんといっても、飾ったり片付けたりするのが簡単という点です。
組み立て型の雛人形は、飾るときにパーツが見つからず困ってしまうことがあります。しかし、収納飾りであればシーズンオフには1つのケースの中にしまっておけるので、パーツを紛失する心配がありません。

また、比較的コンパクトなのもメリットです。
最近ではマンション住まいの方も多く、雛人形を飾る十分なスペースが確保できないことがあります。コンパクトであれば、室内が狭くても立派なタイプのものを選んで飾れます。
コンパクトではあるものの、収納箱にある程度の高さがあるためきちんと飾れば見た目は十分華やかになります。男雛と女雛のみの親王飾りや、三人官女を追加した五人飾りなど、人形の数がそれほど多くないものを選んでも、十分賑やかな雰囲気になるでしょう。

収納飾りの雛人形を選ぶデメリット

きれいに飾れて収納しやすいのがメリットですが、選び方によっては収納時にかさばってしまうことがあります。また、収納箱が重たく持ち運びにくいこともあるので注意してください。
選ぶときには収納箱の大きさや重量をチェックしておくことが大切です。コンパクトに扱えるものを選べば安心して設置や片付けができます。

ケース飾りの雛人形を選ぶメリット

ケース飾りの雛人形はガラスやアクリルなどのケースでカバーされているので、ホコリや汚れがつきにくいという良さがあります。飾っている間に汚れてしまう心配がなく、雛人形にホコリが付きにくいことがメリットです。
ただし、もちろんケースの上部にホコリが付着することはあるので、飾るときや片付けるときには丁寧に拭き取る必要があります。
また、人形がケースの中で固定されているので手間を掛けずそのまま飾れるという点もケース飾りのメリットです。

ケース飾りの雛人形を選ぶデメリット

ケース飾りは飾りやすいという良さがある一方、かさばるという大きなデメリットもあるので注意してください。
ケースはコンパクトに分解して収納することができず、片付けたときに場所を撮ってしまいます。自宅の収納スペースが狭いという場合、雛人形を持て余してしまうかもしれません。
また、雛人形を並べたり触ったりすることができないのもデメリットといえます。
段飾りであれば人形を1つずつ手にとって並べることができますが、ケース飾りにはそういった楽しみがありません。飾っている間もケース越しにしか見ることができないため、あじけなさを感じてしまうことがあります。